- 岡嶋 二人
- 99%の誘拐
競馬ブログで書いてた読破本紹介を今度からこちらでします(ネタが無いとも言う)。
今朝読み終えたのは前に紹介した「焦茶色のパステル」の作者「岡嶋二人氏」の「99%の誘拐」です。
画像の帯は「空前絶後の・・・」ですが、ワタシが買った時は「この文庫がすごい!2005版ミステリー&エンタメ部門第1位」というものがくっついていました。
ワタシは今までミステリーってあんまり読んだことがないので、この作品がスゴイのかスゴくないのかは正直わかりませんが、感心した部分はあります。
幼い頃誘拐され、無事に帰ってきた少年が大人になって完全犯罪(誘拐)とする話なんですが、20年前の作品なのに、トリックに使われるのがパソコン。
携帯電話は全く出てこないのにパソコンや電波が使われて犯人からの指示などが送られてくる。犯人からの電話は女性の機械音なんですが、それってこの間までやってたテレビドラマ「アンフェア」で蓮見杏奈が使ってたものではないか・・・。
パソコンで文字を入力すると電話でしゃべる、アレです。
そんなもん20年前にあったんでしょうかねえ?
この人の作品って「先はなんとなくわかるけど、止まらない」感じです。それが味なんですかねえ。
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