いつものように、帰りの電車の中端っこの席に座って爆睡していた私。朝の下り電車なので空いていて、まあだいたい毎日満席になることはない。
足に何か当たって目が覚めた。
隣に座ったオヤジが私の足を(オヤジの)足で押している・・・?
私は薄目を開けて様子をうかがった。まわりに開いてる席はあるのに何故私の隣に窮屈そうに座ってきたのか?・・・別に足は肩幅程度にしか開いてないし、幅取ってるわけでもないし、寝崩れてだら~んとしているわけでもない。
疑問に思っている間もオヤジの足攻撃は激しくなる。
あの~、私は終点までおりませんから端っこ座りたいなら他をあたって下さい。
そう、言いたかった。
起きない私に腹が立っているのかたださわりたいだけなのか、今度は私の足(ひざ、です)とオヤジの足の間に手まで入れてきた!
なんか今そのタイミングで目を覚ますのもムカツクんで、まだ寝たふりしていた。
こいつ、何がしたいんだろう?
途中、大きめな駅(人の乗り降りの多い)で起きたふりをしてチラっとそのオヤジを見た。
少し浅めに座って斜め前を向いていた。
若干、こっち向きだった。
ただ、言っておきたいのは、私はジーパン。髪は(仕事明けだし)ボサボサ。ノーメイク。見た目もお世辞にも・・・。
痴漢?スリ?
いや、どう見ても薄汚い、でも腹の出たサラリーマン。
私が起きてからは攻撃してこなくなった。
・・・私が睨みつけてるから(笑)。
そっぽ向いて「オレ知~らない」という感じ。
一体ナンなの?そう言ってやりたかった・・・。言えば良かったか・・・?見れば手が汚れている。こんな手で触ってたのか!ジーパンごしとはいえキモイ・・・。
そして一緒に終点でおりました。
私の方が背が高かったので、上から睨みつけてみました。知らん振りしてやんの。こんなオヤジが会社で働いてんだ・・・。ろくなもんじゃねえ。
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